環境省選定 名水百選 全部飲んでみたい人向けリンク集 3月 29, 2009
1 羊蹄のふきだし湧水 北海道虻田郡京極町
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羊蹄山の地下水が湧き出したもの。水質良。町の水道、工場用水として一部利用。 付近一帯は「ふきだし公園」として町が管理。自然を残した状態で保全。環境緑地保護区。
2 甘露泉水 北海道利尻郡利尻富士町
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利尻山のふもとに湧く湧水群の一つ。同山への登山者に飲用水として利用される水場となっており、住民、登山者等のいこいの場にもなっている。水質は良。最北の名水として、観光客が安心して利用できるよう、町が管理している。また、他の湧水は簡易水道水源等に利用されている。
3 ナイベツ川湧水 北海道千歳市蘭越
支笏湖からの伏流水による湧水群の一つ。水量が豊富であり、千歳市の上水道源として利用している。ナイベツ川流域の周辺には、国指定の「ウサクマイ遺跡」やアイヌ伝説がある。自然をそのままの状態で保全している。
4 富田の清 水 青森県弘前市大字紙漉町
藩政時代「津軽和紙」をすくため使用した湧水。水質良。幕末以降、住民の生活用水として利用している。
5 渾神の清 水 青森県南津軽郡平賀町大字唐竹
坂上田村麻呂の眼病平癒の故事がある。霊泉として祠をおくとともに地元住民が環境整備に努め、保全を図っている。
6 龍泉洞地底湖の水 岩手県下閉伊郡岩泉町

“昔から体に良い水と云われ地域住民が親しんだ。日量17,000トン以上と水量が豊かで、町の水道水としても利用。水温は一年を通じ7~10℃。龍泉洞は天然記念物であり、保全に力を入れている。”
7 金沢清水 岩手県岩手郡松尾村寄木
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手山麓の湧水で付近の湧水を含めると、日量10万トンを超える豊富な湧水量である。上水道水源、淡水魚養殖、公園用水、灌漑用水等、多方面に利用されている。水源かん養林の保護、雨水流入防止等の管理保全に力を入れるとともに、地域住民による清掃等の保全活動も盛ん。
8 桂葉清水 宮城県栗原郡高清水町
高清水町の町名発祥地であり、町章となっている。通称「かつらっぱ」と呼ばれ親しまれ、お茶用として住民に重宝されている。
9 広瀬川 宮城県仙台市
「広瀬川の清流を守る条例」を市が制定し、水質保全に努めている。理科の実施研修等、市民の利用度が高い。河川愛護会活動として、流域の町内会等が清掃活動を実施。また、漁業組合が鮎・鮭を放流している。
10 六郷湧水群 秋田県仙北郡六郷町
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古来より?“百清水”?と呼ばれてきた清水の里。付近住民による保全運動がなされ、上水道を持たない住民の生活用水として広く利用されている。また、珍しい淡水魚「ハリザッコ(イバラトミヨ)」が生息している。
11 力 水 秋田県湯沢市字古館
中央公園(古館山)のふもとに湧出。付近住民が生活用水として利用。年1度『水神祭』を地元民が行い、保存活動を実施すると共に、清掃等による保全活動が行われている。
12 月山山麓湧水群 山形県西村山郡西川町
月山山麓に湧き出た水。湧水の水温は一年を通じ5℃とほぼ一定している。町の水道水として利用されている。
13 小見川 山形県東根市羽入
大富地区の湧水地帯。養鰌業が盛ん。小見川には珍しい淡水魚「イバラトミヨ」が営巣している。付近は側溝を設け、雨水、濁水等が混入しないよう配慮されており、保全活動が盛んである。
14 磐梯西山麓湧水群 福島県耶麻郡磐梯町
同町には龍ヶ沢湧水をはじめ多くの湧水がある。それぞれに故事来歴を有し、水道水、生活用水、灌漑用水等に利用。川ざらい、下草刈等保全活動もあり、利用者によって管理が行われている。
15 小野川湧水 福島県耶麻郡北塩原村
“西吾妻連峰山麓の湧水であり、湧水量一日6,000トン。一部を簡易水道として小野川集落で利用。「百貫清水」として新編会津風土記にある。「不動滝」が湧水地域下流にあり、区長および会員による「不動滝を守る会」により、湧水域を含め、清掃等による保全活動が行われている。地域一帯を村、地区住民で管理。”
16 八溝川湧水 茨城県久慈郡大子町
八溝山から流出する同川は、“八溝五水”のうちの「金性水(きんしょうすい)」等、故事を有する多くの湧水が存在。生活用水や、わさび栽培用の水として利用。保勝会、自然保護会、中学校生徒会等により保全保護がなされている。
17 出流原弁天池湧水 栃木県佐野市出流原町
県指定天然記念物。湧出した清水が池を形成し、流出した水は、養魚、公園(釣り、ボート)に利用。また、下流では農業用水としても利用。公園となっているため親水性が高い。「朝日長者」の伝説もある。
18 尚仁沢湧水 栃木県塩谷郡塩谷町上寺島
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“大量の湧水(日量約65,000トン)が高原山麓の広・針葉樹林の中で噴出する。自然性が豊かで、古来より地域住民に親しまれている。地元町において保全活動が行われている。”
19 雄川堰 群馬県甘楽郡甘楽町
当用水は古くから生活用水、農業用水として利用されており現在にいたる。用水組合で年2回水を止めて清掃するほか、地区住民が一週間交代で毎日、水路内12ヶ所のスクリーンのごみ等の回収を行うなど、保全に力を入れている。
20 箱島湧水 群馬県吾妻郡東村大字箱島
湧水日量3万トンと豊富な水量を有し、一部は水道水、養殖用水として利用。ホタル棲息地になっており、地区住民、特に小学生による保全活動が行われている。鳴沢川の源流であり、河川の清掃も住民による一斉清掃活動が行われている。
21 風布川・日本水 埼玉県大里郡寄居町
日本水は風布川の源流で、農民の雨乞いの「もらい水」としてあがめられた。日本武尊にまつわる「一杯水」の別名がある。また、付近の環境は動植物や昆虫等の宝庫であり、地元団体が保存に努めている。風布川の下流には、蚕の糸引き水として利用した「金尾五井戸」がある。
22 熊野の清水 千葉県長生郡長南佐坪字滝ノ上
弘法大師の故事を有し、鶴岡八幡宮直営の湯治場として栄えた。そのため「湯谷(ゆや)」と呼称されたという。シイタケ栽培等に利用する水で、地元の人により保全されている。別名を?“湯治の清水”?“弘法の霊泉”。
23 お鷹の道・真姿の池湧水群 東京都国分寺市西元町
“市街地に残る、希少な湧水群による清流。湧水は全体で日量約1,000トン。水を汲みに毎日多くの人が訪れている。この湧水群の一つに、玉造小町伝説の「真姿の池」がある。また、国分寺市は市民の協力を得て、これらの湧水の涵養域2,500基の雨水浸透ますを設置している。”
24 御岳渓流 東京都青梅市
東京都の上水道源として多摩川は明治26年、神奈川県より編入。水道源として水質への関心は高く、古くより保全に力を入れている。各種団体により清掃等の保全活動が行われており、人工的改変度も少なく、自然性豊かである。また、カヌー競技等の親水性も高く、都民の憩いの場ともなっている。
25 秦野盆地湧水群 神奈川県秦野市
“豊富で良質な湧水が多く、用水、水道が古くから発達。現在も21ヶ所で日量約8,000トンを利用。条例、要綱等で保全に努めている。”
26 泗水の滝・滝沢川 神奈川県足柄上郡山北町
県指定史跡。文覚上人の故事あり。滝の水は飲料水、生活用水等として利用し、地区住民が水道組合を組織して管理。地区住民による「滝まつり保存会」が中心となり、清掃活動を実施。
27 龍ケ窪の水 新潟県中魚沼郡津南町
“湧水は日量26,000~43,000トン。水質も良く、水道水としても利用。県自然環境保全地域に指定。”
28 杜々の森湧水 新潟県栃尾市西中野俣
市文化財指定。市内唯一の原生林があり、県の自然環境保全地域特別地区の指定を受け、一帯の保全に力を入れている。水道水源、生活用水として利用するとともに、付近は「いこいの森」として親水性が高い。
29 黒部川扇状地湧水群 富山県黒部市・下新川郡入善町
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黒部川の扇状地には湧水が多くあるが、生地地区には「共同洗い場」や「清水の里」等がある。前者は、自噴水を地域住民が共同で管理し、生活用水として利用するとともに、住民のいこいの場となっており、また、杉沢地区には国の天然記念物の「沢杉」が群生し、貴重な自然環境を残している
30 穴の谷の霊水 富山県中新川郡上市町
行者が霊水として飲用していたもの。近年多くの人が訪れるようになった。組合組織で管理するとともに、生活用水等としても利用。
31 立山玉殿湧水 富山県中新川郡立山町
北アルプス立山直下の湧水。水量が多く、付近のホテル、山小屋の生活用水、飲料水として利用。登山家や観光客に親しまれている。県、町により水辺の環境整備が行われている。
32 瓜裂の清水 富山県東砺波郡庄川町
綽如(しゃくにょ)上人の故事を有し、瓜を冷やしたところ、冷たく自然に裂けたことから命名された。飲料水、生活用水として利用し、地域住民により保全されている。町指定史跡。
33 弘法池の水 石川県石川郡鳥越村字釜清水
釜清水という地名の由来にもなっており、弘法大師が錫杖を岩に突き刺したところ、水が湧き出たという言い伝えがある。簡易水道が設けられるまで、住民の飲料水として利用されていた。現在は、周辺住民が管理。この湧水は「おう穴湧水」であり、全国でも数例しかないと言われている。
34 古和秀水 石川県鳳至郡門前町
『能登誌』に「総持寺山続き後の方秀山といふに、開山御茶の井とて冷水あり」と記載されている。現在に至るまで、総持寺祖院はもとより茶人が利用している。総持寺が管理している。
35 御手洗池 石川県鹿島郡田鶴浜町
長年地元住民から眼病治癒、飲料、灌漑用水として愛し続けられた御池。周辺にはカゴノキ等の貴重な植物も確認され、近年、アベサンショウウオの産卵地としても知られている。三引区が管理している。
36 瓜割ノ滝 福井県遠敷郡上中町
当湧水は、瓜をつけておけば、水の冷たさで割れてしまう程であるということからきている。天徳寺区の生活用水として利用されており、地域住民が組合を組織して管理している。また、上中町の指定文化財「名勝」にもなっている。
37 お清水 福井県大野市泉町
当市は湧水の多いところであるが、この湧水が最も生活に密着しており、市民の社交の場にもなっている。湧水は日量500トンである。町内で「お清水管理委員会」を組織し管理している。
38 鵜の瀬 福井県小浜市神宮寺
北川水系の遠敷川(おにゅうがわ)の中流域に存在し、清浄な河川である。奈良東大寺二月堂若狭井の水源地と通じていると、古来から言われており「お水取り」の前の3月2日、二月堂へ水を送る「お水送り」の神事で有名である。神宮寺で管理している。
39 忍野八海 山梨県南都留郡忍野村

忍野八海は、富士山からの伏流水に水源を発するといわれる八つの湧水池(湧池、出口池等)の事をいう。八海のうち湧池のように日量23万トンの湧水量を誇っているところもある。また八海から湧出した水は村内の水田地帯で利用されているほか、京浜地方の給水源となっている。村で清掃活動等が行われている。
40 八ヶ岳南麓高原湧水群 山梨県北巨摩郡長坂町・小淵沢町
“三分一(さんぶいち)湧水、女取湧水、大滝湧水の3つの湧水があり、その各々の水量8,500トン、10,000トン、22,000トンもあり規模が大きい。湧水の下流域において生活用水及び農業用水等に利用されている。また、利水権利地区によって組織された管理組合等が水質の保全管理に努めている。”
41 白州・尾白川 山梨県北巨摩郡白州町
古来、白州の山中に黒白で尾が白い神馬が住み、その霊験は黒白を明らかにし、人界を広く律すると伝えられてきた。その神馬が住む霊境を源とする川であることから尾白川と呼ばれている。農業用水、産業用水等に利用されている。美しい緑と清冽な水の流れを次代に引き継ぐため「自然と緑の会」を発足させ、「空き缶等の散乱防止に関する条例」を制定し、河川の保護等に努めている。
42 猿庫の泉 長野県飯田市羽場
昔、一人の茶人の敏感な舌と良水に対する強い憧れにより見い出されたとの謂がある。この泉水は、茶の湯に最良の名水とされ、現在は「猿庫の泉保存会」が水質の保全に努めている。
43 安曇野わさび田湧水群 長野県南安曇郡豊科町・穂高町

北アルプスを源とする梓川及び高瀬川扇状地の末端に位置し、良質で豊富な湧水(日量70万トン)に恵まれている。これを利用し、豊科町・穂高町では大規模なわさびの栽培、ニジマスの養殖が行われている。豊科町では湧水の保全を図るための対策を行っている。
44 姫川源流湧水 長野県北安曇郡白馬村
“一級河川姫川の源流で、湧水量は日量8,000トンである。姫川源流域は清冽な水が多量に湧き出して河川となり、付近の親海湿原とともに長野県自然環境保全地域に指定されている。遊歩道等の設備もされ、白馬村では自然環境の保全・保持に努めている。”
45 宗祇水(白雲水) 岐阜県郡上郡八幡町
室町時代の連歌の達人、飯尾宗祇が当地を訪れた際、この泉の傍らに庵を結んで、愛用したことから「宗祇水」と呼ばれるようになった。古くから生活用水として利用されており、住民が組合を組織して水質の保全・管理をしている。また、県の史跡文化財に指定されている。
46 長良川(中流域) 岐阜県美濃市・関市・岐阜市
本流域は、人工改変度が小さい希有な一級河川である。約80万人の流域人口をかかえながら、上流AA、中流Aの環境基準を満足している清流である。また、流域市町村及び各種団体等で「長良川を美しくする会」を結成し、同河川等の水質汚濁防止および環境保全に努力している。1200有余年の伝統をもつ「鵜飼」が行われている。
47 養老の滝・菊水泉 岐阜県養老郡養老町公園内
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孝子伝説がある湧水であり、約1200年前、元正天皇がこの水を「老を養う若返りの水である」とし、年号を「養老」と改めたという故事がある。本湧水は養老公園内にあり、県、町及び同町観光協会が環境保全に努めている。また、豊富な湧水を今なお山麓住民が生活用水として利用し、定期的に清掃・管理している。
48 柿田川湧水群 静岡県駿東郡清水町
富士山麓にあり、極めて水量が多く(日量100万トン以上)、上水道等に利用されている。また、学術上貴重な植物が生息している。「柿田川自然保護の会」が水質の保全等に力を入れている。
49 木曽川(中流域) 愛知県犬山市~可児川合流点
良好な水質と豊富な水量を保っており、名古屋市等の上水源として利用されている。また、本地域は急流、河床および河岸が特異な風景をなし、優良な水環境として国の名勝に指定されるとともに、飛騨木曽川国定公園の中にあり、レクリエーションの場として広く親しまれている。
50 智積養水 三重県四日市市智積町
“年間を通じて豊かな水量(日量19,000トン)があり、住民の生活用水および農業用水として昔から利用されている。子供会が「用水を守る会」を組織して鯉を放流し、水質保全への関心の喚起と情操教育に役立っている。また、自治会が水路を定期的に巡回・清掃を行っている。”
51 恵利原の水穴(天の岩戸) 三重県志摩郡磯部町恵利原
本湧水は、伊勢志摩国立公園区域内の逢坂山の中腹に位置する洞窟から湧出するものであり、志摩用水の源泉となっている。古代より神を祀り、現在に至っており、「恵利原老人会」が清掃活動を行っている。
52 十王村の水 滋賀県彦根市西今町
醒が井の水等と並ぶ、「湖東三名水」の一つである。古来、清水として住民の配慮が払われており、水源に神社を祭り、祭礼を行っている。地元で水源周辺の清掃活動を行っている。
53 泉神社湧水 滋賀県坂田郡伊吹町大字大清水
“当神社から湧き出る水は地区唯一の生活に欠かせない水源であり、年間を通じて湧水量(日量4,000トン)が豊富で良好な水質である。生活用水、灌漑用水として利用されて、清掃活動はもちろんのこと、用水管理については水利組合の定めにより昔から引き継がれ、水環境の保全に努めている。”
54 伏見の御香水 京都府伏見区
昔、諸国を廻ってきた猿曳が息も絶えだえにここへたどり着いた時、肩に乗っていた猿がこの水を飲ますと怱ち元気になったといわれている。現在でも霊水として、病気平癒、茶道、書道用に持ち帰る人が多い。また「御香宮」の名の起源となった水で、“伏見七名水”の一つとして有名であった。
55 磯清水 京都府宮津市字文珠
周囲が海に囲まれているにもかかわらず、清浄な淡水が湧出している。その昔、和泉式部が「橋立の松の下なる磯清水都なりせば君も汲ままし」と詠ったことが伝えられている。府で管理している。
56 離宮の水 大阪府三島郡島本町
後鳥羽上皇が造営された水無瀬離宮址にあるため「離宮の水」と呼ばれている。古くから、茶道、書道用に持ち帰る人が多い。現在、名水の継承と、多くの人が享受し誰からも愛される名水として保存するため、「離宮の水保存会」が様々な維持管理を行っている。
57 宮 水 兵庫県西宮市
“灘酒”の名声を全国に広めた名水である。大正13年来、調査会はあったが、それは解散し、新たに昭和29年「宮水保存調査会」が発足した。
58 布引渓流 兵庫県神戸市中央区
市街地から数分のところに自然が残っている場所として貴重であり、渓谷美がすばらしく、市が原近辺の河原は四季を通じて行楽地としてにぎわっている。子供会、婦人会等から組織される「布引・市が原を美しくする会」が保全活動を積極的に行ってる。
59 千種川 兵庫県西南部
人工的改変度が小さく、河川全域において環境基準AA(上流部)、A(中下流部)をほぼ満足している。小・中学生等が毎年水生生物調査を実施しており、地元住民の環境保全に対する認識が高い。また、最近では清流を守る活動として下流域の人々と交流し、上流域に広葉樹の植樹、草刈り作業を通し、環境保全に取り組んでいる。
60 洞川湧水群 奈良県吉野郡天川村洞川

本湧水は、「ゴロゴロ水」、「神泉洞」および「泉の森」から成っている。各々の湧水は、良質な冷たい水で、村人は古くから信仰的なものとして、これらの水を守っている。
61 野中の清水 和歌山県西牟婁郡中辺路町野中
野中坂巻山の湧水で付近住民の飲料水、生活用水として利用されている。地元住民が清掃などで清水の維持と環境整備を行っている。また、近くには「住みかねて??道まで出るか??山清水」(服部嵐雪)の歌碑が建てられている。
62 紀三井寺の三井水 和歌山県和歌山市紀三井寺
「清浄水」、「吉祥水」、「楊柳水」の三つの井戸からなり、寺の名はこれに因んで名付けられたといわれている。なお、「吉祥水」は紀三井寺の山門より500mほど北にある。また、「紀三井寺三井水保存会」が設立され、三つの井戸全般の維持保存活動が継続されている。
63 天の真名井 鳥取県西佰郡淀江町
清浄な水に付けられる最大級の敬称である「天の真名井」と呼ばれる。古代から絶えず湧出し、生活に不可欠の水源として遠い昔から大切にされ、地域住民のふれあいの水辺として親しまれている。
64 天川の水 島根県隠岐郡海士町
古代から渇水期でもいつでも同じ水量が豊富に湧出しており、生活用水、農業用水として利用されている。清水寺境内の一角にあり、地元住民が清掃活動を行い、聖域として大切に保存されている。
65 壇鏡の滝湧水 島根県隠岐郡都万村
那久地区の生活用水、農業用水として利用されている。周辺地域は国立公園に指定されており、渓流にはオオサンショウウオが棲息している。壇鏡神社の境内にあり、神域として地元住民により大切に保存されている。
66 塩釜の冷泉 岡山県真庭郡八束村下福田
泉は、蒜山(ひるぜん)三座の真ん中、中蒜山の裾の谷間に湧き出ており、水は清らかで冷たい。蒜山教育事務組合が天然記念物に指定し、地元塩釜奉賛会により管理されており、また、600戸の住民の水源に利用。
67 雄町の冷泉 岡山県岡山市雄町
岡山藩主の御用水として有名で、地元町内がその保全に努めている。
68 岩 井 岡山県苫田郡上斎原村
岩の下から湧く冷水(夏でも10℃前後)であり、子宝に恵まれる水として語りつがれている。湧水は日量170トン。近くに“岩井の滝”があり、遊歩道も整備され、地元の村が保全に力を入れている。
69 太田川(中流域) 広島県広島市/祇園水門~行森川合流点
本川においては環境基準を満足し、水道水源となっている。河岸緑地の整備や、河川敷はレクリエーションの場としての整備充実が図られ、親水公園の整備等が積極的に行われている。また「公衆衛生推進協議会」や「せせらぎ会」等、住民による保全活動がある。
70 出合清水 広島県安芸郡府中町
古くより地域の人々に利用・保全されてきた泉で、地元町内の人々が、水替えや清掃等の保全に努めている。湧水のある岩の下は飲み水に、次の囲いは米や野菜の洗い場に、最後の広い囲いは洗たく用として使用されていた。
71 別府弁天池湧水 山口県美袮郡秋芳町
“カルスト地域に見られる湧水池であり、湧水は日量55,000トン。農業用水、町営養鱒場用水、簡易水道水源として利用されている。地元の住民で構成された「別府水上会議」により保護管理されている。”
72 桜井戸 山口県岩国市通津
古くより名水として伝えらており、お茶会の水として現在でも利用されているほか、灌漑用水としても利用されている。井戸は、文化遺産として昭和57年に改修され、更に、『名水百選』選定10周年を記念して、平成4年に再度改修され、地元通津地区文化財保存会及び地区住民により保存されている。
73 寂 地 川 山口県玖珂郡錦町
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寂地川は、錦川の支流宇佐川の最上流部で国定公園内に位置している。昔より地元住民の飲料用水源として用いられるほか、ワサビ栽培などに利用されてきた。地元老人会が清掃管理を行っているほか、小・中学生が自主的に水質保全活動を行っている。
74 江川の湧水 徳島県麻植郡鴨島町
吉野川の伏流水が湧水となって湧き出ているが、水温が夏季は10℃程度に下り、冬季は20℃前後に達する水温異常が見られる。保全のために、地元中学校が水温観測を実施するなど関心が高く、自治会による一斉清掃など保全に努めている。
75 剣山御神水 徳島県三好郡東祖谷山村
四国屈指の剣山(1955m)山頂付近の高さ50mの石の下から湧出し、登山者等に利用される。剣山国定公園の中心であり、平家ゆかりの祖谷川の源流。地元住民で組織する「剣山顕彰会」、剣神社関係者および村により清掃等による保全活動が行われている。
76 湯船の水 香川県小豆郡池田町
毎年水不足に悩まされる小豆島にあり、昔から貴重な水源として保全されている。湧水は日量約400トンであり、水道水として取水され、残りは共同洗い場にて食物洗い等に利用された後、「千枚田」に引水されている。地区住民が中心となり清掃等、保全活動を行っている。また水源である“湯船山”は天然記念物に指定されている。
77 うちぬき 愛媛県西条市

西条市内のいたるところにみられる自噴井であり、自噴は日量約9万トンにおよび、生活用水、農業用水、工業用水等に利用。「市民憲章」で“水の都西条”と謳い、その名にふさわしい町づくりに取り組むとともに、協議会を設置し地下水の保全等に努めている。
78 杖の淵 愛媛県松山市南高井町
弘法大師の伝説から命名。「ていれぎ」(市指定天然記念物、水生植物)が生育しており、保存会がその保存に努めている。農業用水として利用され、また周辺は児童公園となっている。
79 観音水 愛媛県東宇和郡宇和町
鍾乳洞からの湧水であり、水は日量1万トンで肱川の源流となる。水道水として利用されるほか、アマゴの養殖等に利用されている。永禄年間、この地の城主が観音像を安置したと伝えられる。地元住民が保全に努めている。町指定名勝。
80 四万十川 高知県西部

日本最後の清流といわれ全国的に知られている。鮎の“火振り漁”のように独特の伝統漁法が発達している。また、多くの淵や瀬をつくりながら大きく蛇行し、豊かな自然を残している。地元自治体や住民が積極的な水質保全活動を行っている。
81 安徳水 高知県高岡郡越知町
県立自然公園横倉山の頂上付近に湧出している。古くは山伏修験者の清めの水に使われ、また、安徳天皇の飲料水として用いられたという。現在は横倉山登山者の飲用水として利用。地元を中心とした「平家会」が保存に努めている。
82 清水湧水 福岡県浮羽郡浮羽町
湧水は日量約1000トンであり、付近の住民に生活用水、飲料水または農業用水として昔から利用されている。湧水の清澄さに由来して開山されたという清水寺の境内にあり、寺および利水者により保全されている。
83 不老水 福岡県福岡市東区
武内宿弥公が用いて300歳の長寿を保たれたといういわれのある井戸。“香椎宮”を中心に「不老水保存会」が保持・保存に力を入れている。
84 竜門の清水 佐賀県西松浦郡西有田町
県立自然公園である黒髪山系よりの湧水であり、鎮西八郎為朝の大蛇退治等の伝説がある地域にある。緑の少年団や地区の有志等により水質保全を始めとした自然保護活動が行なわれている。また、キャンプ地として親水性が高い。
85 清水川 佐賀県小城郡小城町清水
清水川は上流部にキャンプ場があり、県民に親しまれている。「清水の滝」を擁し、その豊富な清水は、地域住民の水道水源や生活用水として利用されている。また、下流部は“蛍の里”として知られ、源氏蛍保存会による蛍の放流やボランティアによる美化活動が活発に行われている。
86 島原湧水群 長崎県島原市
市内各所に湧水がみられ、それらを生活用水として利用。浜の川の共同洗場などのように地域住民が管理保全している。また、古くから水路等が多く残されており、水辺環境の整備が行われている。国土庁の水緑都市モデル地区。
87 轟渓流 長崎県北高来郡高来町
境川の上流部は、“轟の滝”をはじめ多くの滝や奇岩のある渓流となっており、沢登り等 が行われ、また境川を水源とするかんがい用水路(洗川)には洗い場が設けられ、生活用水として利用されている。地区住民、特に婦人会を中心に水質保全活動が行われている。
88 轟水源 熊本県宇土市宮ノ庄町
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江戸時代につくられた上水道の水源で、現在も使用されている。“肥後三名泉”の一つであり、宇土市指定史跡文化財。水源周辺は「轟泉自然公園」となっており、市および老人会が環境美化に努めている。水源は簡易水道組合が管
89 白川水源 熊本県阿蘇郡白水村

阿蘇高岳(たかだけ)の南麓に当たり、白川の水源の一つになっている。水源地周辺は、白水(はくすい)村自然環境保全地域として指定されている。白川水源管理組合らが清掃など保全に努めている。
90 菊池水源 熊本県菊池市
菊池川の上流域で豊かな自然を残しており、ヤマメやオオサンショウウオ等の棲息も確認されている。“くまもと自然休養林”に指定され、菊池渓谷を美しくする会が自然保護・清掃美化を行い、水源保護に力を入れている。
91 池山水源 熊本県阿蘇郡産山村
九重山系の湧水で玉来川の源流であり、水道水、農業用水として利用されている。水源は、産山(うぶやま)村指定史跡文化財に指定されている。村および地元住民が清掃等管理を行っている。
92 男池湧水群 大分県大分郡庄内町
阿蘇くじゅう国立公園区域内にある、黒岳北麓の原生林から湧出する清澄で豊富な湧水であり、古くから周辺住民の生活用水、灌漑用水に利用。地域をあげて、保護と周辺の自然環境の保全に力を入れている。
93 竹田湧水群 大分県竹田市
大野川上流域に位置し、いたる所に湧水がみられる。上水道の水源として利用されているほか、淡水魚の養殖や農産物の栽培に、また一部の旧城下町を縦横に流れる水路は生活用水として利用。市および住民が保全に努めている。
94 白山川 大分県大野郡三重町
大野川の上流で傾山系の河川であり、ムカシトンボ、ゲンジボタル等の生息地である。地元の「白山川を守る会」が看板の設置等の広報、啓蒙活動、草刈、水質検査の実施等の保全活動を続けており、昭和59年に県知事の表彰を、また平成11年には環境庁の表彰を受けている。
95 出の山湧水 宮崎県小林市
霧島山麓の湧水群の一つで、湧水は日量約8万トンと豊富である。水道、水産養殖等に利用されているほか、周辺は公園として保全整備がなされている。また、ゲンジボタルの生息地としても有名であり、市や宮崎自然環境調査研究会では、ホタルの生育環境の保全に努力している。
96 綾川湧水群 宮崎県東諸県郡綾町
九州中央山地国定公園の綾照葉樹林地帯からの湧水とその流れである。「綾町水を守る会」や地元住民が、清掃等の水質保全活動を行っている
97 屋久島宮之浦岳流水 鹿児島県熊毛郡屋久町・上屋久町
九州の最高峰“宮之浦岳”を主峰とする屋久島は、年間降雨量が5000mmを超え、また原生林に覆われていることから、豊富な水量があり、安房川をはじめとして多くの河川、滝等がある。地元町も自然環境と一体となった水源の環境保全に努めている。
98 霧島山麓丸池湧水 鹿児島県姶良郡栗野町
霧島山麓の湧水群の一つで、湧水は日量約20万トンと豊富。湧水は上水道、生活用水、灌漑用水として用いられている。町内会で組織する保全組合が清掃等の保全管理を行っている。
99 清水の湧水 鹿児島県川辺郡川辺町
シラス大地の崖下からの湧水で、地域住民の飲料水、生活用水、灌漑用水として利用されている。かつては、地域住民で組織した保全委員が管理していたが、町の上水源になってからは町が管理している。
100 垣花樋川 沖縄県鳥尻郡玉城村垣花川原
垣花集落の簡易水道水源、農業用水として利用。水源の保全・管理は自治会が定期的に行っている。
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